99.10.8
Vol.10
さて今回は、新潟デザイン専門学校講師で、映画塾実践講座講師でもおなじみの野上純嗣監督を特集。イメージ・フォーラムフェスティバルのグランプリ作品など4本を上映。
上映会であいさつをする野上監督(右)
(上映作品)
解説は野上監督自身
- 袋の中の鼠ども(1984/16ミリ/20mins)
大阪芸大映像学科16ミリ実習作品。脚本は寺田裕之氏。今は亡きあの名カメラマン、宮川一夫大先生にアドバイスをいただいた。何とありがたいことか。
- サマータイムマラソンマン時速100キロの竜麿幸せは地球で(1984/8ミリ/30mins)
大阪芸大映像学科課題作品(ドラマ部門)。脚本は嘉山俊弘氏共同執筆。大阪に拘って物語を描こうと試みるが、そこに表れたのは故郷の原風景と物語への不信であった。
- セイ(1985/8ミリ/3.5mins)
大学の冬休みに撮った作品。祖母と自分の部屋で話しているときに、傍らにカメラがあったので、とっさに軽い気持ちで回してみた。ちょっとメカスしてみたり。
- すみつぐのつぐ(1987-1990/8ミリ/38分/イメージ・フォーラム・フィルム・フェスティバル1990グランプリ受賞作品)
できあがるまでに3年かかった。そういう作品であった。この時点で自分の中の何かが終わった。突きとめる気はない。ただ今も次が見つからないでいる。
野上純嗣
のがみ・すみつぐ 映像作家。1963年長岡市生まれ。長岡大手高校卒。大阪芸大映像計画学科卒。イメージフォーラム付属映像研究所卒。90年、東京のイメージフォーラムフェスティバルで自主製作映画「すみつぐのつぐ」がグランプリ受賞。現在、新潟デザイン専門学校非常勤講師。映画論、映画製作、映画演習、映像コース担当。長岡・市民映画館をつくる会スタッフ。ビデオ制作。結婚式、記録等。にいがた映画塾講師兼スタッフ。新作映画進行中。長岡在住。