99.11.21
`99 にいがたインディーズ・ムービー・フェスティバル
延べ266人が来場
大杉氏主演作品に温かい拍手
上映の合間に行われた監督の舞台あいさつ。場内は常に熱気と興奮に包まれていた=11月21日新潟インディーズ映画の祭典「にいがたインディーズムービー・フェスティバル」第3回が99年11月20(土)、21(日)の両日、新潟市万代の新潟・市民映画館「シネ・ウインド」で開かれた。2日間で述べ266人の観客が訪れ、荒削りだが生きのいい作品を楽しんだ。また今回の目玉である高校生が撮った、俳優・大杉漣氏の主演作品は満員となった。
初日夜はにいがた映画塾の「第4期映像実践講座」の卒業作品8本を上映。110人の観客が訪れた。既に同講座卒業生には10月10日の完成試写会でお披露目しているが、そのときには未完成なものも多く、卒業生はさらに1カ月をかけて仕上げ作業を行った。会場は映画塾関係者や監督の友人などの内輪だけではなく、一般の観客はもちろん、30年以上活動を続けている「新潟アマチュア映像連盟」などの“たたき上げ”の観客4人も訪れていた。
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写真左上=舞台あいさつをする右から「崇とその仲間たち」監督の木原大吾さん、「舞い」の青柳透さん、「少女の館」の小林康紀さん、司会の渡辺典子さん
写真右上=右から「Birthday」監督の佐藤志歩さん、「ひとやすみ」の関谷洋美さん、「月の下は」の神尾一実さん
写真左=右から「パンダ」監督の冨永雅彦さん、「王様と裸」の中野敏寛さん
自分たちの作品が映画館の大きなスクリーンで上映されることに、卒業生は感激もひとしおの様子で、監督あいさつでは「自分一人の力ではなく、みんなで一つのものをつくり上げた。それだけに感動も大きい」などと語っていた。
60歳は過ぎている「映像連盟」のベテランたちも「技術的な面ではいろいろあるが、つくり上げることが大事。若い人たちのこの熱気はうらやましい」などと感想を述べていた。
21日午後1時半から始まった2日目は一般応募作品の上映。午前1時近くまで、計27本、約12時間のマラソン上映だったにもかかわらず、86席の会場は常に半分以上埋まっていた。この日は計156人の観客が訪れた。東京、名古屋、札幌などの県外から応募した作家も訪れ、新潟の映画塾関係者らと交流した。
午後9時過ぎから上映された大杉漣氏主演の「黒いカナリア」は大盛況。資金不足のため、残念ながら音を入れることができず、「未完成」だったが、場内は監督の田巻源太さんに温かい拍手を送っていた。