2001.9.04

第14号テキスト版(2001年9月4日発行)
 

 

 

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1面

■山形国際映画祭に塾から3作品エントリー
●ダイアローグ1999の16ミリ化へ募金

●中野さんはあきる野で若鮎賞

■NPO作業は1月めど

2面

■FC研究会設立呼び掛け

■魚喃さんコミック「blue」新潟ロケ

■第6期終了へ

3面

■シナリオ講座を受講して―井上経久

■シネバン01は9月15日「浜茶屋上映会」

●「こどものそら」過去最高の動員数

■学校ビデオ11月完成予定

●ボラフェスに塾のブースも

■野上さん映画セミナー、会員は特別料金

4面

■インディーズフェス、作品募集を開始

■アルコール依存症体験基に小説出版

■映画塾コムダイジェスト ○鵜飼さんに長男誕生○加藤真奈美さん結婚

■ダイアリー

■編集後記


<1面>

山形国際映画祭に塾から3作品エントリー

■木原さん、井上さん、コバさんに招待状

  十月三日に開幕する「山形国際ドキュメンタリー映画祭」に、映画塾会員の木原大吾さん(4期)と井上朗子さん(2期)の両作品が正式招待されることになりました。同映画祭は世界中の優秀なドキュメンタリーを上映する国際的にも有名な映画祭。映画塾会員の作品上映は初めてで、カンヌ映画祭招待にも匹敵する栄誉です。さらに映画塾講師の小林茂さんの新作もエントリーされ、映画塾としてはトリプルエントリーになりました。

 招待されたのは、木原さんの第4期映画塾卒業作品「崇(たかし)とその仲間たち」(一六ミリ)と、井上さんの「ダイアローグ1999」(八ミリ)、小林さんの「ちょっと青空」(ビデオ)です。日本の新作ドキュメンタリーの多彩な姿を提示する「日本パノラマ」部門でのエントリーで、百五十本以上の応募の中から選ばれました。三本は十月七日(日)午前十時半から山形市の「ミューズ1」で上映されます。

 木原さんの処女作となる「崇と…」は、今年一月の神奈川県映像コンクールで入選。ろう重複障害者が働く「あさひ共同作業所」のある夏の一日をとらえたドキュメンタリーで、木原監督も障害を持ちながら同作業所でボランティアをしていることから、信頼関係に支えられたさわやかな映像が印象的な作品です。

 井上さんの「ダイアローグ…」は昨年のあきる野映画祭でグランプリを受賞。「日常の中で、ふと脳裏に浮かび上がってくる、もう多分会うことのない誰かについて語ってください」という問いかけを周りの人に行ったインタビュー集のような映画です。

 コバさんこと小林茂さんの「ちょっと青空」は札幌の施設を出て自立生活を送る重度障害者と、そこにやってくる人たちの物語。札幌の試写会では笑いの渦に包まれたそうです。同映画祭はホームページで「柳澤壽男監督が福祉映画で生涯問い続けてきたことへのひとつの希望的楽天的な答えとなるか? 楽しく笑える」と書いています。

 今回の栄誉について木原さんからは以下のようなコメントを寄せてもらいました。「今、世間では暗いニュースが相次いでいます。私は地味でも頑張っている人の姿にカメラを向け映像に納めたいと考え、この映画を撮りました。映画の完成は、撮影及び映画塾スタッフ、あさひ共同作業所のみなさんのお陰です。ありがとうございました」

 なお、映画祭の日程などの情報は、映画祭のホームページをご覧下さい。

http://www.city.yamagata.yamagata.jp/yidff/

■ダイアローグ1999、16ミリ化へ募金開始

 井上朗子さんの八ミリ映画「ダイアローグ1999」を一六ミリに変換するために、募金を集める「『ダイアローグ1999』を一六ミリにするプロジェクト」(略称・ダイアローグプロジェクト」が自然発生的に発足しました。国内外の映画祭に出品して、この映画を広く知らせようという目的です。ぜひご協力下さい。
 八ミリフィルムは、独特な味わいと比較的経済的な「映画」であることが魅力ですが、原理上一本しかないため、コピーをつくるのが難しく、上映のたびに傷が付き、色なども時間とともに劣化していきます。このため、上映の回数が限られてしまうのが現状です。
 一六ミリフィルムに変換すれば、こうした問題が解決され、なおかつ八ミリ時の味わいを半永久的に保存できるという利点があります。「ダイアローグ…」は昨年の「あきる野映画祭」でグランプリを受賞したほか、世界中の映画バイヤーも集まる「山形国際ドキュメンタリー映画祭」での招待も決まりました。今後、ほかの映画祭に積極的に売り込むことで、この映画の魅力や、映画塾をはじめとする新潟の映画シーンの状況を国内外にPRすることになります。
 プロジェクトでは、一六ミリ化する資金の募金を広く呼び掛けます。一口三千円。目標額は一六ミリ化に必要な資金三十万円です。賛同者には、「ダイアローグ」のビデオを差し上げます。
 さっそく、呼び掛け人として小林茂さんが名乗りを挙げ「もっと上映のチャンスを広げたい、そのことで井上朗子の世界が広がり、次回作への足掛かりにもなるに違いない」とメッセージを寄せてもらいました。
 プロジェクトの詳細は笹崎へ。

■中野さんはあきる野映画祭で若鮎賞

 「第一七回あきる野映画祭フィルムコンテスト一五」が八月二日、東京都あきる野市で行われ、中野敏寛さん監督の「王様と裸」(第4期卒業作品)はグランプリは惜しくも逃しましたが、部門賞に代わって設けられた「若鮎(わかあゆ)賞」を受賞しました。
 授賞式で、審査員の池田太郎さんは「この作品は審査員の間で賛否両論あった。ストーリーが分からないとか、人物感覚が分からないとか。しかし私はすごく気に入った。映像に非常に力があり、官能的だ」と講評。中野さんは壇上で賞品のクリスタルガラスを手に「本当にうれしいです」とあいさつしました。
 「王様と裸」(八ミリ、四十五分)は、死体を探しに行く男女の話。全国から応募があった三十五本の中から、最終選考の八本に選ばれていました。このほか映画塾からは、第4期から関谷洋美さんの「ひとやすみ」と神尾一実さんの「月の下は」、さらに連覇を狙った井上朗子さんの新作「アニメの夜」が出品されましたが、関谷さん、井上さんは二次審査止まり、神尾さんは一次止まりでした。
 なお、グランプリは鈴木余位さんの「うたったうたがうたううた」が受賞しました。また観客が選ぶ観客賞は加藤健二さんの「silent1999」が受賞しました。

◇NPO準備は1月めど

 映画塾のNPO(特定非営利活動法人)化について、「来年一月の定期総会に向け事務的な準備を進める」ということが八月一日の定例会で確認されました。
 NPO化については、準備会が定款案を作成、事務的な作業を行っています。定期総会でNPO化が承認されれれば、県の審査を経て、四月にも「NPOにいがた映画塾」が発足することになります。
 定款案などは映画塾コムでどなたでも見ることができます。ご意見をお寄せ下さい。(星)

 

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<2面>

◇FC研究会設立呼び掛け

■準備会に19人出席

 新潟でのフィルムコミッション(FC)設立に向けて、映画塾ではその前段階となる「新潟フィルムコミッション研究会(仮称)」設立の呼び掛けを始めました。八月二十日には第一回の準備会を万代市民会館で開催、十四の自治体・団体・企業から十九人が参加しました。

準備会に参加したのは新潟県観光振興課や新潟市観光物産課、新潟商工会議所、新潟県中小企業家同友会、新潟交通など。まず、映画塾運営委員の星龍雄がビデオなどを交えFCの概要などを説明。続いて出席者のフリーディスカッションが行われました。
 FCや研究会設立について、民間側はおおむね賛同。行政側は個人的意見としていいアイデアだとしながらも、役所内部での意思統一の問題や、マイナスイメージの作品が来たらどう対応するのかなどの慎重意見もあり、官と民の間で若干の温度差がありました。なお、第二回の準備会は同所で九月十日に行うこととなり、第一回で出た問題提起をさらに詰めていくことになりました。
 映像制作を誘致・支援し、地域振興に役立てるFCについては、金沢市や富山県高岡市など北陸地域にも広がり、八月八日には全国協議会が発足するなど急速に浸透しつつあります。映画塾も全国協に個人会員として二人が加盟しました。映画塾では新潟でも研究会を早急に発足させ、官民一体でFC組織づくりに取り組んでいきたいと希望しています。(星)

●新潟フィルムコミッション研究会(仮称)設立趣意書●

新潟に住んだことも訪れたこともない人に「新潟に対してのイメージは?」とたずねて、どんな答えが返ってくるでしょう? おそらく「豪雪地」「酒やコメがうまい」などステレオタイプな答え以外に、はっきりとしたイメージがわかないと思います。
 新潟に住む私たちのほとんどは、新潟に愛着を持っていると思います。夕日の沈む海辺や、はざ木のある田園や、雪の降った夜のしんとした静けさや、雄大な信濃川のほとりなど、だれでも心和む記憶があるのも一つの理由です。
 しかし、こうした風景を言葉で県外の人に伝えるのはなかなか難しいことです。新潟の奥深い魅力は、この風景を見て、記憶が生まれて、はじめて心に伝わるものだと考えます。
 かたや北海道では、「北の国から」というテレビドラマによって、雪に覆われた小山の一本の木が全国的に有名となり、大勢の観光客が富良野という町に押し寄せました。ドラマの登場人物の記憶が、視聴者の記憶として重なり、その場所を追体験したいという効果を生んだのです。なんでもない風景に物語が生まれたのです。映像とは、まだ知らぬ場所をあたかも体験するような力があるといえるでしょう。
 昨年から、全国各地でフィルムコミッションという組織について関心が高まり、既に大阪、横浜、金沢などでフィルムコミッションが設立されています。

フィルムコミッションの事業を一言でいえば

 「地域のロケーション(風景)を売り込む事業」

 だといえます。

 具体的にはロケーション撮影を誘致し、撮影に必要な許可を得たり、関係する各方面との交渉を行います。その結果、地元にとっては国際的、国内的な知名度が上がり、観光宣伝に役立つことが期待されています。風景に「物語」という付加価値が生まれるのです。

 ほかにも、ロケ隊が滞在することにより、経済効果や雇用の創出なども期待できます。また、交流による新しい文化や産業が生まれる可能性もあります。

 新潟フィルムコミッション研究会(仮称)は、「新潟の風景を売り込む」ことをテーマに、フィルムコミッションの具体的な設立方法や、課題解決方法を検討します。そしてこの新潟に新しい物語が生まれることを応援するものです。

2001年7月吉日
新潟フィルムコミッション研究会設立発起人一同

■魚喃キリコさんコミック「blue」新潟ロケ

 新潟県出身のマンガ家、魚喃(なななん)キリコさんのコミック「blue」が映画化され、原作の舞台である新潟市内で撮影が行われました。映画塾もエキストラ集めなど撮影に協力しました。
 撮影は八月十九日に富山県高岡市でクランクイン。二十四日に新潟市に移動し、二十五日から市内の一軒家や古町商店街、海岸などでロケを行いました。
 監督は「deadBEAT」など斬新な作品を発表している新進の安藤尋(ひろし)監督。制作会社は東京のオメガ・ミコットです。
 主役は「キューピーマヨネーズ」のCMなどに出演したモデル出身の市川実日子さん、NHKドラマ「ちゅらさん」にも出演している小西真奈美さんです。
 「blue」は女子高校生二人の友情と愛情の物語。作者の高校時代の体験がモチーフで、新潟の風景がふんだんに出てくる青春映画です。
 映画塾は六月上旬に新潟ロケの相談を受けました。話し合いの結果、フィルムコミッション運動の盛り上がりに役立つと考え、ロケ地探しやエキストラ集め、オーディション開催、ロケ場所となる海岸の清掃などを協力。また石川浩之さん(3期)らが制作スタッフやボランティアスタッフとして活躍しました。
 エキストラ募集では短い告知にも関わらず百六十五人もの応募があり、このうち主役の友人役のオーディションには百十二人が集まりました。高橋純子さん(6期)も市川さんの友人役に選ばれ、熱演しました。
 クランクアップは九月五日です。

◇第6期終了へ 卒業制作は8本

 五月十二日に開講した第6期映画塾。七月末までの全十二回の講義と、八月下旬までの卒業制作が無事終了しました。今期は八本の作品が生まれる予定です。
 日曜日から土曜日に日程を移し、集まりが心配されましたが、二十六人と、例年並みの受講生数が集まりました。
 今回の特色は「受講生の考えや意見を尊重しながら、自分で考えることを求める」という点がより強調された点。毎回、講師のナシモトタオさんらが「どうする、どうしてほしい?」と受講生に問い掛け、その希望にできるだけ沿う形で講義は進められました。
 そのため、後半のカリキュラムは当初予定から大幅に変わり、受講生同士のディスカッションに多く充てられました。講師も東京からのゲスト講師は呼ばず、「プロの映画制作のシュミレーション」だったこれまでから「映画・映像を自分の表現ツールとして身に付けてもらう」ことが念頭に置かれ、新たな映画塾の方向性を示した講座だったといえます。
 その一方で、土曜日夜の三時間ほどでは「短すぎた」という声がスタッフの間であるのも事実。卒制段階で最低限必要な技術を本当に伝えられたのかという反省点も残りました。
 とはいえ、七月二十日から行われた卒制では猛暑の中での屋外撮影や、喫茶店の厚意で早朝から深夜まで借りきっての撮影、話し合いの中で二転三転と変わっていく企画など、暑さや時間との闘い、自我をむき出しにしたバトルや終わった後の感動といった、映画塾ならではの光景が繰り広げられました。
 6期は、編集や音入れなどの仕上げ作業に入り、十月上旬の完成上映会で閉講。十一月のにいがたインディーズ・フェスで一般上映されます。

 

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<3面>

◇シナリオ講座を受講して―井上経久

 第6期映画塾に並行して「にいがたシナリオ講座」も五月十九日から七月二十八日まで全六回の日程で行われ、高校一年生から五九歳まで、幅広い年齢層の二十二人が集まりました。シネウインド専従の井上経久さんも参加。受講の感想を寄せてもらいました。

   ×            ×            ×

 五月中旬から七月の終わりにかけ、私はにいがた映画塾主催のシナリオ講座を受講していた。講義は隔週土曜日の夜に行われた。私の休みは週一回、件の土曜日である。せっかくの休日をあてるのだ、それなりの充実が欲しい。まったく「手前勝手に受講しておきながら何様のつもりか」発言だが、結果を言えば大満足だったといってもいい。
 原稿用紙の使い方から教わり、柱・ト書き・台詞のシナリオ構成要素を用いて「短くてもきちんと他人に伝わるシナリオ」を書く技術をつける。これが本講座の主題だった。
 ここで自分を振り返ってみたとき、果たしてその技術は身についたか。甚だ怪しい限りだけれども、それは我が怠慢ゆえに他ならない。講師の司貴志さんを始めスタッフのみなさんがフォローしてくださったおかげで、内容は分かりやすかったし様々な工夫に富んでいたと思う。
 先述の通り実力はさておき、シナリオの大切さ・ドラマ作りの基本を教えてくれた本講座は大変勉強になった。今後は少しずつでも技術を向上させ、「にいがた映画塾シナリオ講座出身です」と胸を張って答えられるようなホンを書いてみたい。いつかは。

◇シネバン01 秋の浜茶屋で上映会

■9月15日、会員バカ映画を上映

 定期上映会「シネバン01(ゼロワン)」は九月十五日(祝)午後七時から、「浜茶屋上映会」を開きます。
 新潟市上新栄町の通称サンセット・ビーチの「ラ・マーレ」を借り切り、バカ映画ほかを上映します。季節はずれの海もまたオツなもの。バーベキューもあり。映画館とは一味違う開放的な雰囲気で、映画の違った楽しみ方をしませんか?
 上映作品は真保巌さん(3期)の「1night」「平凡パンチ」や、柄澤優子さん(3期)の「Girlsパンチ」、金沢良美さん(1期)の「LoveLoveアコちゃん」、佐藤広一さん(3期)の「暗闇のチカチカライト」などを上映。午後六時半開場、七時開演です。前売り千五百円、当日千八百円(ワンドリンク付き)。バーベキュー参加者は別途千円をいただきます。雨天の場合は店内で上映。問い合わせは映画塾へ。

■「こどものそら」過去最高の200人を動員

 六月十二日、万代市民会館において「こどものそら」の上映会が約二百人の観客を集めて行われました。「こどものそら」は小林茂監督が、「第1期にいがた映画塾」講師を務めた年から撮り始めた学童保育三部作の完結版で、映画塾の歩みと同時進行で作られていただけに、その完成も自分のことのように喜んでいました。
 映画は学童保育所の一日を捉えた第一部「放課後」から、数日間の自転車旅行を描いた第二部「自転車」、冬の学童保育所とその父母たちの活動を描いた第三部「雪合戦」へとその視点を広げていきますが、子供たちの姿をあくまでも現在志向で描こうとする姿勢で貫かれており、力強い映画になっていました。雪合戦の場面では会場は大いに沸いていました。
 なお、今回は「たんぽぽ保育園」の井上薫さんにスタッフに参加していただき、今までのシネバンの枠を超えた観客層の広がりがあったことが観客動員につながりました。(笹崎)

◇学校ビデオ、11月完成予定

■編集作業真っ盛り

 「学校づくり」ビデオは、七月でほぼ撮影が終わり、現在、編集を進めています。今回のビデオはシナリオなしで撮りはじめたドキュメンタリーなので、編集作業をすることによって初めて作品の構成が見えてきます。今、最も苦労しているのは百時間を超えるぼう大な素材があることで、オフライン編集を繰り返しながら完成型へと近づけています。最終的には各学校三十分程度、六本のオムニバス作品になる予定です、今後は、九月八日に新潟ユニゾンプラザで行われる「ボラフェス2001」で三本の中間上映会を行い、十一月の完成上映会をもって一年半にもおよんだ制作を終える予定です。(笹崎)

■ボラフェスにブースを出展

 県内のNGO(非政府組織)、NPO(非営利活動法人)によるお祭り「ボラフェス2001」が九月八日(土)午前十時から、新潟市上所2の新潟ユニゾンプラザで行われます。映画塾もブースを出展します。
 ボラフェスでは、環境や福祉、教育、まちづくりなど、県内に数多くあるNGO、NPOを紹介。各種アトラクションも予定しています。
 映画塾のブースでは、映画塾の活動の紹介や作品ビデオの上映などを予定しています。また上記の通り学校ビデオの中間上映会も。当日手伝ってくれる方を大募集! 詳細は矢部まで。

 

◇野上さんの映画セミナー、会員は特別料金

 すでにご存じの方もおられますでしょうが、シネ・ウインド映画セミナー「映画をもっと知るために」は六月九日より万代市民会館を会場に始まり、映像言語を主眼にした第一期の「映画モンタージュ論」、第二期の音のモンタージュへ展開する「映画トーキー論」を終了。第三期の「映画表現論」が九月八日から始まります。
 私といたしましては、ありがたいことに一九九五年より新潟市内の専門学校において映画論の講義を担当させていただいている中で、このような役割を新たに預かり、これからはもっと映画を愛する市民の方々にも、微力ではありますが自分に染み込んだ映画の思いの丈をお伝えできるよう研鑽(さん)を積んで参ります。どうぞよろしく。
 目標は、当セミナーによってみなさまの映画づくりや、映画評論などに活用できる細部にかかわった専門的な内容を目指します。ある面、堅い切り口になるかもしれませんが、独自性を打ち立て、専門的な講義として差別化するためにもご容赦願います。
 映画塾会員の方に限り特別料金にてご聴講いただけます。単発のお申し込みでも構いませんのでぜひこの機会にご利用いただけますようよろしくお願い申し上げます。みなさまとともに映画の奥の世界をご一緒に探求して参りましょう。(野上純嗣)

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 「映画をもっと知るために」の第三期は九月八、二十二日、十月十三日の各土曜日、いずれも午後二時から万代市民会館で行われます。第四期は「映画の役割」をテーマに十月二十七日、十一月十日、十二月八日の三回を同時刻に。一期一万円ですが、映画塾会員は一回につき二千円で受講できます。お問い合わせはウインド、電話025(243)5530へ。

 

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<4面>

◇にいがたインディーズフェス、作品募集を開始

 いやあシーズンまっさかりですね。
 なんのシーズンかって、映画制作のですよね。「ああもうそんな季節かぁ」って思ってしまうのがにいがた映画塾スタッフそして新潟の映像作家のみなさんなんですよね。
 まずにいがた映画塾の卒業制作作品の制作期間が七月から九月になりますから毎年。そして新潟の映像作家のみなさんもこの時期に制作される方が多いと。
 なんでか。毎年十一月に、にいがたインディーズムービーフェスティバル「アンタの映画見せてやれっ!!」があるから、って大きな理由のひとつなわけです。
 この「映画館のスクリーンで、すべての応募作品を上映する自主制作映画のお祭り」は、今年も新潟・市民映画館シネ・ウインドにて、十一月十八日(日)にパーッとやるってことで、現在作品募集中です。
 みなさん、つくりましょうよ。「迷わず行けよ。行けばわかるさ。」とアントニオ猪木はつねづね言っています。最近、色紙には必ず「一歩踏み出す勇気」という言葉を入れるそうです。
 「つくる楽しさ」ってのは理解していただけるでしょう。そしてつくり続ければ上達しますよね。上達したらまた違った楽しさや喜びを味わえるんですよね。だから、縁あってにいがた映画塾で映画づくりを体験したみなさんにはこの「楽しさ」を忘れてほしくないですし、作品をつくって、発表して、まわりの人たちを、新潟の人たちを巻き込んでいって、「映画・映像の持つ素敵な力」を新潟に広めていってほしいんです。これこそがにいがた映画塾の存在意義であり、この映画祭の存在意義なのですから。
 というわけで、作品をお待ちしております。(オオハシ)

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 作品締め切りは十月十日。詳しい募集要項はシネ・ウインドなどにあるチラシか映画塾コムをご覧下さい。(こちら

◇アルコール依存症の体験基に小説出版―会員の月乃さん

 会員の書いた小説が単行本として出版されていることを知っていますか? 月乃光司さん(ペンネーム、三六歳)の「窓の外は青」=写真=というタイトル。アルコール依存症で病院の入退院を繰り返した実体験を基にした作品です。
 不登校やいじめ、引きこもり、ノイローゼ、自殺未遂などあらゆる社会問題を体験した月乃さんですが、重いテーマながらも、なぜかさわやかな印象を与えます。「第三回にいがた市民文学」の小説部門で奨励賞を受賞した同作品のほか、依存症脱出のための学習会の様子などの体験記もあります。
 月乃さんは「一見、陰気な病気克服本ですが、根本のテーマはユーモアです。どんな人生でも、自分でOKだと思えばOKなんだ、という感じが笑いと共に伝わればいいな、と思っております」というメッセージを寄せてくれました。
 新潟日報事業社刊、136ページ。消費税込み千二百六十円。近くの書店でお求め下さい。

◇映画塾コムダイジェスト

▽五月二十七日
■鵜飼さんに長男誕生! 第3期映画塾で編集講座講師を務め、映画塾を温かく見守って下さっている編集技師の鵜飼邦彦さんに三月二十二日、長男が誕生しました。名前は聖人(まさと)ちゃんです。
▽七月一日
■加藤真奈美さん結婚! 「Cinemaで愛して!」の初代パーソナリティー、加藤真奈美さんが結婚することになりました。お相手の男性は外資系の保険会社に勤める方で、四年ごしの愛を実らせました。

 

◇ダイアリー(01年5月7日〜8月31日)★は関連・協力事業

5月

 12日 第6期映画塾開講
 13日 「Cinemaで愛して!」第76回 青山真治監督インタビュー後編(星龍雄)
 16日 第9回定例会
 19日 第6期第2回▽にいがたシナリオ講座開講
 20日 「Cinemaで愛して!」第77回 現代の映像作家の巻(市川栄)
 23日 第1回NPO準備会
 26日 第6期第3回
 27日 「Cinemaで愛して!」第78回 市民講座の巻(越智敏夫)

6月

 2日 第6期映画塾第4回▽シナリオ講座第2回
 3日 「Cinemaで愛して!」第79回 映画セミナーの巻(野上純嗣)
 6日 第10回定例会▽アーツカフェ第1回に星龍雄出演しフィルムコミッションPR(蔵)
 9日 第6期第5回
 10日 「Cinemaで愛して!」第80回 「トトロの森」の巻(南日伸夫)
 12日 シネバン01「こどものそら上映会&トーク」200人が来訪(万代市民会館)
 13日 第2回NPO準備会
 16日 第6期第6回▽シナリオ講座第3回
 17日 「Cinemaで愛して!」第81回 フィルムコミッションの巻(星龍雄)
 18日 01年インディーズフェス第1回話し合い
 20日 第11回定例会
 23日 第6期第7回
 24日 「Cinemaで愛して!」第82回 ヴェンダース会見の巻(ナシモトタオ)
 26日 ★フィルムコミッションPRでNHKに出演!
 27日 第3回NPO準備会
 30日 第6期第8回▽シナリオ講座第4回

7月

 1日 「Cinemaで愛して!」第83回 野上純嗣の巻
 4日 第12回定例会
 7日 第6期第9回
 8日 「Cinemaで愛して!」第84回 今年上半期のイチオシ!の巻
 14日 第6期第10回▽シナリオ講座第5回
 15日 「Cinemaで愛して!」第85回 第6期映画塾の巻(笹崎隆)
 18日 第13回定例会
 21日 第6期卒制スタート
 22日 「Cinemaで愛して!」第86回 自主映画もいいぞの巻(須貝奈穂子、矢沢直子)
 28日 シナリオ講座第6回、閉講
 29日 「Cinemaで愛して!」第87回 マメカラの熱い夏の巻(平石仁、高橋茂)
8月
 1日 第14回定例会
 2日 ★「第17回あきる野映画祭」で中野敏寛「王様と裸」若鮎賞(東京・あきる野市)
 4日 万代市民会館10周年祭で映画塾傑作選上映会(講座卒業作品6本と会員作品7本を上映)
 5日 「Cinemaで愛して!」第88回 ああ夏の日の映画と音楽の巻(平石、高橋)
 8日 ★全国フィルムコミッション連絡協議会設立総会、星が参加、土田雅之も会員に(横浜)
 11日 映画「blue」オーディション 約110人が参加(万代市民)
 12日 「Cinemaで愛して!」第89回 「blue」の巻(石川浩之)
 15日 第15回定例会
 19日 「Cinemaで愛して!」第90回 ピースボートの巻(石川)
 20日 新潟フィルムコミッション研究会第1回設立準備会(万代市民)
 25日 映画「blue」新潟撮影クランクイン
 26日 「Cinemaで愛して!」第91回 夏はライブだよね〜の巻(駒形千夏)

◇編集後記

 編集作業が大幅に遅れ、関係者にご迷惑をおかけしました。おわびします。
 【編集スタッフ】星龍雄【題字】宮川直子

 

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