99.6.23 ●にいがた映画塾第4期映像実践講座●
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スタッフフリートーキング
気持ちが伝わらない
第4期受講生第1回企画書を読んで
第4期講座は6月6日、8月に制作される卒業作品の企画提出を受講生から提出してもらいました。6月8日のスタッフ会議では、提出された26枚の企画書をもとに、スタッフ同士でディスカッションを行いました。企画書を見ていない方にはニュアンスが伝わりにくいでしょうが、受講生の考えやスタッフの考えをお知らせするために、ディスカッションの一部始終を掲載します。発言は、固有名詞と感嘆詞、罵声を除いて忠実に再現してあります。なお、受講生はこの後さらに、6月27日、7月11日の2回、企画書を出し直すチャンスがあります。そのため、以下の採録は受講生にも配布されました。
(赤字はホームページのために加筆された注釈)
■何を撮りたいかわからない
- 4期の企画書について今日いるスタッフで、フリートーキングをこれから1時間ちょっとやりたいなと思っているんですよ。あのあまり固有名詞をあげてその人格の誹謗・中傷を避けるようにしてね。企画書の批判はいいんだけども。
- 山田とか、山川とか、某Y川とか。
- なるほど。
- えーと、これから映画をいよいよ撮ろうとするわけなんだけれども、とりあえず23人から26枚の企画書が出てきて一応みんなに読んでもらって、これに対する自由なざっくばらんな意見をお聞きしたい、ということを太田君、もう書かなくてはだめなんだよね君。
- もう書くんですか。
- 使えねえやつだなあ。書けよ。ゆっくりしゃべってやるから。
- ああ、はい。
- まあ最初にAさんのほうから。
- ええー、総括はできてないんだけれども。
- さっと読んでまずどうかという、まずざっくばらんな感想から聞きたいな。
- えーとですね、あの全般的にやっぱりみんなまとまってない、企画がまだ出来上がってないなということと、これ半分ぐらいはやっぱりこういう雰囲気のものが作りたいですっていうのにとどまってますんでね、もうちょっと時間見なきゃいけないのかなって言う気はしてますが。ただどうなんだろう、いつまでたってもひょっとしたらそういう人たちってのは出来上がらないかもしれないなと。逆にあの例えば、えーと栗林君か、絵コンテまで書いてきてこういう非常にわかりやすいのが何点かあって、これは今すぐに作れるんじゃないかという風なのがありますけれども、もちろんおれもそういうのをわりと評価してます。
■今は何書いてもいいが、自分が何をしたいかがわかる企画書が少ない
- はーい、Bさんは。
- 僕もまあその、結構まだちゃんと撮りたいのがまだ決まってないんですけどっていう但し書きの人が結構多いんで、まあまだ固まってる人ってのはあまりいないのかなっていう感じがするんですけど。でも僕は録音やりたいですとか、シナリオをやりたいですとかはっきりしてる人がちゃんと書いてきているんでいいんじゃないかと。あとあれなんですか、最終の企画っていつまででしたか。
- 最終の企画は、えーとね6月の27日が2回目で、その次翌々週7月の11日かな、ぐらいが最終なんだけれども。まだもうちょっとね、その辺どうしていこうかなっていうのはまたこの話が終わった後にもうちょっと話をしたいと思うので、最終についてどうするかっていう。
- 内容的には劇がこういうのっていう、表象的にはいいのかなっていう、だから、はっきりとわかりやすいのがあまりないのかなっていう難しさはあるのかなと思いました。
■企画書よりも人しだい
- C君、読んだ全部?
- いや、だいたい。
- じゃあ、ざっくばらんに。
- 自分でつきたいという人の名前を。
- でもいいし何でもいいよ、自分でこれいいなと思ったやつでもいいし、逆にだめだなと思ったやつでもいいし。
- ついてみたい人っていうのは名前を挙げるとすれば、神尾さん、中野さん、武藤さん、加藤さん、藤原さんです。
- 何で。
- 神尾も何にも今のところとっても形になってないよ。中野君はわかる。
- 抽象的なんですけど、見た感じこの人ならちゃんと作れるんじゃないかという感じがしたんで。
- ああ、企画書だけじゃなくて今までその人(受講生)を見ていてね。
- はい。
- なるほど、はいわかりました。
- D君は読んだ?
- はい。感想というか感想じゃないんですけど、これどうやってまとめていくかっていう必要があると思うんですよ。それでやりたいなっていう部分はだいたい同じフォーマットにして。
- この企画書をフォーマットごとに分けて、受講生に見せたほうがいいと。
- というか作品自体のフォーマットを作っていかないと、どれがどれだかわからない。
- 作品自体のフォーマットって。
- あれだよあの、この下にあるように例えば、意図とかそういう風に本枠を作ってレジュメな形で作って、そこに書きこまさせてやらないとこちらがわかりにくいってことだと。
- まあいいや、E君は。
- 僕は前回の3期のときの(企画書)ってまああまり目を通さなかったんですけど、みんなそれぞれ考えてて。ある意味何か同じようなところもあったりしましけど。けど富永さんとか、戦隊もの書いてる人とか。結構富永さんの話は、正直僕の中では惹かれますね。あと、坂上さんとか結構いいと思います。そんなところですかね。
- えーと、ざっくばらんにずっとさっさといっちゃおうと思ってるんで。あと。
- あっ、私。まだよくわかんないんで。
■ホントにつくりたいのは何?
- じゃあ後で。Fさん、先。
- 基本的にはよくわからなくて、やっぱりプレゼンしないと。プレゼンがすごい大事かなという気がします。
- プレゼンというのは要するに、第三者に見せないとだめってことだね。
- うーん、言葉でやっぱり説明してもらわないと。時間を多く取らないとわからない。
- あのスペース(A4で1枚)で伝えようとすることと、その本人が撮りたい、こういうことを撮りたいんだっていうことが何ていうのかな、書ききれないっていうかそんな感じかな。
- 多分よく出来てるのは、自分の中で出来てるのは坂上君と山川さんなんだけど。でも、やっぱりこれもどっちもすごく映像で表現するには、難しいなあ。
- 難しいし、映画塾の映画としてちょっと無理だなというのと、伊藤貴子さんのはどれもやっぱりすごく面白いと思う。けれども、ほんとに作りたいのは何なんだろうという感じが。
- ゲリラ園芸っていうのがちょっと引っかかるんだけど。
- この人は何が面白いかというのをよく知っていると思う。
- Gさん。
- 今まで(3期まで)企画を出させたときっていうのは結構何か、例えば1日で撮れるとか2日間で撮れるものにして、企画を出してくださいみたいな縛りがあったんで、わりと本人としてはそれに沿った企画を出したつもりでいたんだよね、それでもどうするんだかわかんないんだけれども。
- そこがよくまだまとまっとらんのかなと。あとフォーマットを具体的に書いてきた人たちは、何でそれで撮りたいの。聞いてみたいな。そういう気はいたしますねえ。
- ただこれを元にして今度どういう風に、次回は出してもらうのかなと。あと個人的にはワープロで。
- 書いていただくと。
- コピー、少なくともコピーしたときに字が見える。
- H君は読んだ?
- 一通り目を通したんですけど、人によってばらばらなのは当たり前なんですけど、やっぱり最初ちょっと見づらいのと中には読んでてちょっと疲れるていうか、はっきり言っちゃうと。あとまだ決まっていない人も結構多いんで、その辺の人たちと話をして詰めていけたらと思うんですけど。
- えーと、今回は特に条件というのがあまりついてない。あまりというのは、基本的に何を撮ってもいいとすると。ただスタッフが、その作品に賛成とか共鳴をしないとだめですよと言う風にはなっているんです。皆さんのほうでこれは単純にこの作品を一緒に撮りたいって、さっきCさんが言ってくれたけれどもそういうのがありましたか。
- 皆さん。
- 中野君のやつとね、栗林君のがね、僕はつきあってもいいかなと。
- さーっと聞いてみようかな。Bさんは。
- 僕は現時点ではありませんけど、ただ坂上君はついてみたいですね。
- 人がね。坂上君が面白いかもしれない。
- 坂上君が人間的には好きなのかもしれない。考えてることに対してはいろいろやってもらおうかな。企画は本当はあんま好きじゃないんですけど深めてももらいたいなあと。
- C君はさっき聞いたけど、D君ある。
- 僕も今のところはないです。
- E君は。
- 富永さん。あと坂上さん。
- Iさんは。
- 私も今のところ考えたら何かゲリラ園芸に引っかかるかなって感じだけど。ただ彼女が3つ出してて3つとも違うんで、どうなのかなっていうのが。
- Fさんは。
- 高橋君、山川さん。何か今回、3期はそれでも自分を賭けてる企画はあったんだけど今回。
- いやあるよ、生野君。
- 生野君のはおいといて、何ていうのかな、やっぱり書いてて恥ずかしいけどで、も書くんだっていうのはこの2人ぐらいだと思う。
- Gさんは。
- 山川。今日の話題になっている山川さん。ちゃんとまとまることができれば面白いかもしれない。
- じゃあ、Kさんも参加してきます。今フリートーキングなんだわ、それでKさんが読んで、この企画なら自分も参加してもいいんだというのがもしあれば、スタッフとして一緒に汗を流してもいいなというものはある。
- 中野さんの企画ってこれ、去年の人のに作風が似てるなって。
- そうなの、そうかな。
- 中野さんのって面白いなあって感じました。
- もうちょっとちゃんと書いてくると思ったんだけど、まだ決まってませんとかそういうのが多かったなあと思いました。
- 私も今、KさんとFさんと言っているのと非常によく似た意見で、これはちょっと撮らせたくないやつばっかだね。何かこう自分のね、思いとか悩みとかさ希望とかみたいのばっかり書いて、今回のはそれでいいんだけどね。つまりつぶやきみたいなもので。いいんだろうけれども、独り言みたいなもんだよ。これを聞いても何か心打たないね、周りの。
- だから、ほんとにこれを撮りたいんでお願いしますっていう企画書ではないですよ。
- 言われたからとりあえず書いてみたっていう。
- 企画書の内容は、しょうがないと思う。半分以上が出さなきゃいけないという強迫観念で出したんじゃないかという感じがする。
- 撮らなくてもいいというようなことを、もっと言ったほうがいいのかもしれない、逆に言うと。無理して撮らなくったっていいよっていう。
- 例えば、小林君なんかはどっちかっていうとこれ、誰かの企画・シナリオを書きたい。
- それから美雪ちゃんはカメラをやりたいと。あともう1人、誰だっけ録音やりたいっていう人がいたよね。
- 富永君。
- そういう風にはっきりと、自分がこれをやりたいっていうパートを持っている人がいるんだよ。片や、何となくぼんやりとした希望みたいなものを持ってる人がいて。この企画書って別にさっきFさんが言った通り、映画の中でなくても出来るじゃん。
- 多分まだ塾生の人も、こういう映画だっていう具体的なイメージが沸いてきてないんじゃないか。
- 3期のときはさっきFさんが言ったけれども、もっと自分を賭けてるっていう感じはしたよね、ひしひしと。だから本当に今回が、ただ単に探りみたいなもんだから、これでいいのかなっていう気はするんだけれど、それにしても何かちょっと残念っていうかがっかりっていうのが、僕の正直な気持ちです。何か撮らせてもらえるんだなっていう態度なんだよ。
- 3期はさ、絶対撮るっていう強い意志が感じられたじゃん。誰の物もわりと。
- やっぱり3期の人が、締め切りが1回で,1日でも遅れたらだめですよってめちゃくちゃ言われたわけですよ。そういうのもあったし、あと選ばれるのは3本しかないんで、気合い入れて書いたんだと思います。受講生の中でも、何書いたとかこういうの書いたとか、何日まで書かなきゃいけないとか話し合って。
- 3期まではプレッシャーみたいなものがあったよ。3本しかとれないんだから。
- 1回目はそういうプレッシャーもなくて、書いてたと思うから。
- だってみんなが撮れるんだもん自分で。
- 1日遅れたらだめとかね。
- それがやっぱ大きいかもしれないね。どうやっても3本しか撮れないっていう風に言われるとさ。
- 3期は一発(勝負)だからね。
- それと何字以内とか書いてあったからね。でもみんなさ、いっぱい書いた人いてね。
- あなたそうでしょう。
- それは別に書いていいって書いてあったんです。企画書自体は400字って決まってたから、400字で合わせるの難しいなって思って一生懸命書いてきたんですよ。
- ワープロでさ、字数関係なくガーって書いてきた人とかいてさ、何だよこれとかと思って。いいのかこれみたいな。
- いいことだよそれは。
- おれ最初に言ったけど、いま何かイメージはこうですとか書いたやつがみんな、時間がたったら出来あがるかどうかといったら、出来ねんじゃねえかいう気がしてるんだわ。2回目も変わらないような気がする。
- 何か読んでてもそのイメージしかなくて、それを自分で認識してるんだから出来てないっていう証拠でしょう。
- この前イメージフォーラムの、個人の考えを作品としてやっているのを見て、だいぶわかってきたところもかなりあるという意見があったんで。今までではなかなか出来ないイメージしかなかったんで、だから今度8mm実習やって自分の映像を見てくると、だんだんわかってくると思うんだけど。
■読んでもらおうという気があるのか
- 読みにくいというのはさ、字が汚いっていうこともあるんだけど、言ってることが全部伝わってこないね。文章が下手っていうこともあるし。
- 長谷川さんのさっぱりわかんないし。
- 何考えてんだこの人っていう。読んでもらおうという気持ちが全然ないよね。
- 企画書の書き方からもう映画作りなんだっていうか、そういうプレッシャーを与えたほうがいい。
- それって3期の福島さんが言ったことじゃないの。
- 企画書の書き方も大事なんだけど、手紙って例えば自分の思いを伝える1つの方法だけれども、手紙ってこう書かないといけないという決まりはないけど、気持ちは伝わるよね。これ(企画書)は、けれども伝わってこないのよ、全然、要は。
- こうしたいから、こういう風にわかりやすく書くっていう気持ちが欲しい。
- だからあまり自分の中で飲み込めてないんでしょ。だからさっき矢部さんが言った栗林君、これ見てていまいち意味がよくわかんないんですよ。これ絵コンテでわざわざ書いてくれてるけど、何をやりたいのか全然わからない。
- ストーリーがないんだよ。
- ストーリーじゃないんだわ、彼の世界って。
- だいたい表1枚とか言ってないのに、裏に書いてくるのはだめ。あと鉛筆で書いてくるのもだめだし。
- 企画書はちゃんと書きなさい。今のままだとどれも賛同できないよね。
26本で撮れるのは何本あるのか
●企画書批評●
- 26本の企画書の意見を聴きたいのですが。
- 1から。高橋徳治君。
- テーマとやる映像が全然結びついてないので、何よりも企画書としては。テーマはそういうテーマやりたいっていうんだからやりゃあいいんだけど、本当は全然考えてないみたい。
- おれはこれ全体の中ではこれ評価高いほうなんです。とりあえず今の段階で自分の中で絵が見えている。ビジュアルが。
- おれは逆だな。絵が見えているほうがいやだな。絵が見えているようだったらそれこそ伊藤君とか、木原君みたいに日程とかというぐらいの明確さが欲しいし、そういうじゃないんだったら何撮っていいかわかんないんだけど、こういうテーマがやりたいっていうことのほうが好感が持てるので。変にこうやって自分の目を、映像を決めちゃってると、後でこじつけでテーマをこれつけたとしか思えないのね。こういう絵があるからテーマはこれですっていう風にしか見えないのよ、これを読むと。後でテーマ決めたみたいなのがあるよね。こういうテーマがあってこういうこと僕やりたくて、こういう映画書きましたという風には絶対読めないのね。
- どういう角度から読んでも、おれからすると。だからそういうのは全然だめだろう。それはどんどん煮詰めれば煮詰めるほど破綻していくし、テーマ変わっていくから、そのときその辺がどうしたのかなという気はします。
■全部のシナリオを書け
- 2(小林康紀)に行こう。
- 2はいいよ。
- 僕、だから小林君にさ、君全部のセリフ書いてみたらと言ったのね。全部の企画書の。全部君がシナリオ賄ってみたらって。
- 2はだからいいんじゃない。
- これはいいと思います。シナリオが書きたいと、自分が何をやりたいか最初に書いてるやつは偉いよ。こういうの好きよ、結論から書くってのは、わかりやすくて。
- 3番(長谷川隆)。
- すごく長谷川君は撮りたいんだと思いますけどね。
- いやそれはみんな撮りたいんだよ。
- やっぱり話を聞いてて撮りたいし、すごく映画とかも見てるし。
- 実習とかすごい撮りたいんだなあと思った。これからどうなるか。
- 4番(加藤陽子)。
- おれは評価はしません、3、4は。さっきのJとは逆で、すぐほかの人間たちのはわかるかなっていう風な部分は、さっきJがテーマって言ったけれども、おれは例えば絵とかそういう製作的立場で、高橋君はこの中ではわかるほうだなというだけなんで。逆に例えば、趣旨がこういう風なものを撮りたいっていうことであっても、何だかよくわからない。今の段階でそれはもう評価しない。評価しないというのはペケっていう意味じゃなくて、コメントしたくないという。
- Aさんの高橋君のがっていうのがよくわからないんで。
- 高橋君はでも未知数なんで。
- だから、そういう意味では未知数なので、面白さは。
- 何かあるような気が。
- だからそれは置いとくよ。そんなこと言ったら、おれは全生徒にありますって言いますよ。
- このテーマとこの話と彼の中では,私たちはわからないんだけど、全然多分違くもないのかっていう。それが最後の最後までこうかどうかわかんないんだけど、可能性としてはね結構高橋君は、比較的撮りたいことがあるほうだと思う。
- だからそうやっていじめていかないとだめなほう。
- じゃあ、どこまでもこの中でという部分で。
- だからこの中でっていうのがよくわからないんだよ、おれは。
- というのはね、逆に言うと、こういうことをやりたいっていうのは。
- それはほかの子もみんな見えるじゃん、そういうイメージでいったら。
- 見えない。
- もっとも、この形の企画としては読みやすいっていうか。
- それワープロだからじゃない。
- でも何かいろいろ書いてあるよりは、映像の企画としては1番だと。
- おれ実は4好きなんですよ、加藤陽子。
- それだったらこの1枚目の4が好き。
- すごい映像の人だなっていう感じが。
- これはもっと無駄なこんなストーリーとか省いて、最初にやりたいのだけやらせたほうが絶対に面白いだろうとは思うけど。
- ストーリーはこれから。ストーリーはおれが書くからと。
- お前、建物だけ撮ればいいじゃん、とりあえず。多分そこが面白い。
- 次、行きましょうか。
■おい、違うだろ
- 伊藤貴子の3本ね
- おい、違うだろ伊藤貴子って言いたいよな、おれは。
- 意外と8番は評価するんじゃない。
- 馬鹿。
- おれがやるとか言ってたじゃない。
- おでんの具のような、いろいろな具が、ここに。
- 企画書を複数出してるのが伊藤貴子と山川さん、この2人。
- やっぱ女は欲張り。
- 全部面白いと思うけど。
- まあ伊藤貴子は置いといて。
- これはどうすんだお前としか言えない。まあ8番置いといて。おれのことは忘れて、とりあえず。おれ、実名は書いてないから。これじゃあ某イメージフォーラムの、禿の最近結婚なさったフェチおやじの撮った作品を超えられないでしょう。
- 超えられない。
- あの山の中で足を頬ずりする姿を超えることは、まず出来ないだろう。撮らないほうがいいと思う。
- 大丈夫、8番は変わるよ。だってアンケートでイメージフォーラムのやつ見て、裸を撮ってもいいのかなっていう答えを出したから、これは遠慮してた企画書だと思う。
■君、ぜいたくだよ
- 6番。青柳(透)君のやつ。
- それこそ小林君にシナリオ書いてもらってちゃんと形になるんだったら、王道行ったビデオできっちり撮ってもらいましょうよって感じでしょうね。ちゃんとしたシナリオがあるんだったら撮ってもいいよ。本が書けたらO.K出す。
- スタッフ指名してあるね。
- 中野、加藤、栗林。
- 贅沢だなこいつ。
- おいしいとこ持ってっている。
- 5、6、7は終わりで9(永田暁児)、10(鈴木貴之)、11(生野英樹)。
- まず永田から行きましょうか。今回こういうの多いですね、これ以降にいっぱい出てきますが、「みつ」(第3期の卒業作品名)系といいますか、いわゆる、エンターライン。
- 坂上君の脚本をやりたい。
- 坂上のは面白そう。まだ坂上じゃないんで、永田君ね。
- これは永田君自身じゃなくて、坂上君のを書かしてやりたいと。
- いまのところネタはないけど、こういう感じで監督したいと。
- 自分のオリジナルじゃないけど。
- そしたら坂上、多分自分が撮らなくてもこいつにシナリオぐらい書くんで。
- だからさっきの小林君と同じで、ある意味これは坂上君と組みたいと言ってる。所信表明じゃないかと。
- 次、「もやし」。
- 「もやし」は自分の中で出来てる。
- これははっきりしてて私はいいけどさ。好きか嫌いかの話。
- 開き直ってるよね。
- だから、ある意味鈴木にはね、意地でも撮らせたくないってね。お前は意地でも人につけって。いつも自分の中でやってるから、学校で。だから本当はほかのやつと組ませたい、こいつが撮るんじゃなくて。だってこいつは映画塾じゃなくても撮るもん。撮ってるからね、常に。撮ってるじゃん、1番多作だけど。
■バカ映画の王道を行け
- 11番、保留ですか。
- 11番いいですか。生野君は、やれるもんならやってみろとしか言えないんだよ、逆に。やれるもんならおれは見てみたい。この中でこういうのを見るのも、まあ1ついいかと、逆に。これぞバカ映画の王道かと。
- 面白いよね、これ商品化しようみたいな感じするよね。
- あの名作、ザボーガーを見ているような思いがするので、ある意味見てみたいかなと。内容的には、できるだけウルトラファイトのようなシュールな作品であってほしいなと。私の希望かなと、やるならね。シナリオも多分ねえだろ。
- 映画塾入りたいって言って、事務所まできて受講申し込みしたんだけれども、生野君は。そのときに画用紙か何かで持ってたのがこれで、こういうのがやりたいんですって。
- 彼は、大学の5年くらい前からこれをやりたかった。ずっと抱えてる。
- 温めてるんだ。
- そのときもまだどんな話か決まってないんですって言って。おれはこれが先じゃなくて、話が先でしょうって言ってたんだわ。そうしたら、これ見たらほとんど変わってない。ちょっとがっかりしたっていう。ちょっと残念だなと。
- だからこの中で思いが1番強いのは、多分生野君なんだろうね。
- ここまで書けるんだから、実際張り子とか作ったことあるのかなっていう風な。
- 作ったことないんじゃない。だからわからないことだらけで、特にコスチュームの素材の加工。どなたか協力してくださいって書いてある以上は、多分作ったことはないんですよ。
- 作ってみろよな、まず、なあ。
- そう、自分で作ってみろって感じなんだけど。
- ある程度、ここまで書けるんだったら作ってみて。
- こういうのって映画塾じゃなくてさ、SF系の何かあるじゃん、そういうサークルがさ。
- 新大にもSF研ってあるしさ、何だっけガタコン。
- ガタコン。
- 俗に言うガタコン。
- ガタコンってまだ存在してるのかな。
- ガタコンの皆さんに相談。
- だから映画塾初の特撮ヒーロー物をやってもらえるなら、それはそれで見てみたい。担当はヘル、任した。やっぱり特撮と言えばお前だろ、お前以外においてないよ。とりあえず円谷プロに連れてって。
- これ、話し込んじゃうと終わらないんで。
■ゴダールなら許す
- 次、12(関谷洋美)。
- うさぎとかめの話はいいんじゃないですか。
- 自転車に乗った男の子と、車に乗った女の子が追いこしたり追いこされたりして、道を行く。
- すごい面白い。
- 面白いかもね。
- 面白いか。チャリ乗ってる人はあんま思わないのかな。車乗ってるとさ、チャリとか気になるのよ、あーこのチャリよりも速くいったと思うのに、追い越されたとかね。
- それとゴダールの「ウィークエンド」。
- そう、そう、そう、まさしく。
- 何かいいじゃん。
- これは撮り方さえ考えれば面白いと思う。
- はい、じゃあ次。
- 富永(雅彦)君いいじゃない。
- すばらしいです、この人は。極めてほしいです。
- 藤原(由美)さん。
- 頭の中がはっきりしないって。
- いいんじゃないですか、正直で。
- 坂上。
- もうちょっとコメントしようよ、13、14.早すぎ。
- コメントどうするんですか、これ。
- 富永君はいいと思うよ。
- 富永はもうこれでいいです。がんばってもらいましょう。
- がんばってほしい。
- 藤原もがんばって考えてもらいたい。
- 正直なんだよね13、14は。
- 正直なので好感が持てるというところで。
- じゃあ次行きましょうか。
- 坂上(和孝)。
- 坂上ねえ、これ面白いんだけどなあ。
- 坂上面白いんですよ。面白いんですけど、おれは担当したくないな。
- 面白いんだけどなあ。
- どれか1個にしよう。だからね、3話のオタクの話の主演が、伊藤康二だと面白いんですけどね。
- そうだな、伊藤康二。そういう方向に持ってったほうがいいかもしれないな。
- ちょっと本にして持ってきてもらいたいな。自分で出来なければ、誰かと一緒にやってもいいけど。
- さっき永田君だっけ、坂上君を要望してるんだから。
- 坂上君も、これで1つにまとまってほしいよね。坂上グループ、坂上組みたいに。
- 坂上脚本、配給。とりあえずこれ、本書いてみろって言いますわ。
■技を覚えて己を捨てた
- 伊藤(康二)。
- 伊藤これやってくれるんだったら8mmでやってよっていうか、やってほしい。
- いや、おれやるんだったら16。
- これは16でしょ。
- これ16でやってもらわないと困りますよ。
- ただ、16の場合コマ撮りが出来ないんで、スクーピックの場合は。だから、ほんのちょっとまわすしかないわなあ、勘で。
- だからそれでいいでしょ、そのほうがいい気がする。
- まあ作品としてはねえ。
- とても映像的だとは思いますが。
- 3回も映画塾受けたから多少勉強したんだろう。
- でも変わったよね今までのより。
- そうだよね、変わったよね。
- 成長したよね、そういう意味では。お前はどこで勉強してるんだ、映画塾1番ちゃんと来てないのに。
- 何かちょっと技がきいてるんだよね、これ。
- これもう技だよ、もう。個性じゃないよ、技だよ。だからある意味、1番今までの伊藤君の中で伊藤康二が見えない。でもよくない。人の手垢のついたものをやるかお前は、ついに人のふんどしかっていう気が1番する。
- 撮るためには己を捨てたのかもしれない。
- この文章の裏には苦しみがあるのかもしれない。
- そんなんないよ、絶対。
- 次(栗林喬)。
- これA4で1枚でって言ったのに裏使わないでほしいんだよね、まず。もうちょっとストーリーを書いてほしいよなあ。コンセプトと絵コンテじゃわかんねえよなあ。
- 出来あがってみるまでわかんないかも、栗林君。すごい可能性はあると思うけど。
- だからただ、あれ栗林だよね、青山さんが誉めたやつ。あれと同じか、あれ以下にしかならないと思う、これを読むと。
- あいつ、そういう世界なんだろうな。強迫観念じゃなくて、何者かがみたいな。これは自分の中で絵がもう見えている、わかっているということでおれは評価します。
- まあいいか、次。
■人徳があれば撮れるが
- これ(山川智子)はぜひ豊島君にコメントを。
- これまさにATGですよね、ほんとにさあ。原田芳雄だよこれ、「ウォーク ツー パラダイス」ってやつは。
- この子は文学少女なんですよ、基本的に。
- 私好きだけど。
- 井上さんに任した。これ役者によるよな。
- これ大河ドラマだよ。
- 30分でまとまるのかとか。とりあえず本が出来ればO.Kにしましょう。
- 本見てみたいね、これ確かにね。
- 本がちゃんと出来るんならまあいいけど、この時点でこんなに長いからどこまでいけるか。
- まあがんばってください、小林君の手でも借りて。
- 四国のお遍路のようにとかいいんだよな。
- それ、君の好み。
- ほんとに本を書いてもらったほうがいい。
- あと、30分でまとまる。
- だから本で30分ちょっと出るかなあくらいでも、まとまってればゴーサイン出してもいいかなっていう気はするんですよ。
- でも大変だよ、これ。
- むちゃくちゃ大変だと思いますよ、だから山川の人徳でしょうね。
- その脚本があがってきた段階で、最低このくらいの人数いないと撮れないよって言わないと。それを君集められるんなら、撮りなさいって言うしかないでしょうね。そのくらい突き放してもいいかもしれない、ぐらいしか私には言えません。
- 20(清野弘子)と21(神尾一実)。
- 清野。
- 握手をキーワードとしたショートストーリーを絡ませる。
- 「シェイディーグローブ」でも見てみなさい。あと、ゴダールだな。ヌーベルヴァーグとリア王を足して2で割ったような。好きなんだな、この人。ちょっとわがままなんすよねえ。
- まあ、撮りやすいかもしれない、18,19の男の子と女の子がいりゃあ。頭のよさそうな男の子1名、甘く見られそうな女の子1名っていうのが何かいいなあと思って。
- 要はだから、ある意味印象ですけど武っぽいんですよね。キーワードだけ揃えてって撮影しようっていうのがすごい見えるから。初期の武というか、「ソナチネ」とかその前の「3−4x」だな。あの頃のキーワードだけ決めてって、現場進行で撮りたいみたいなのは様子として伺えるので、逆にシナシオ書かせると多分すっげー面白くなくなるだろうな。シナリオなんかいいよ、とりあえずその役者だけ連れてきて、それで何かやろうって感じ。
- ほんとに現場で。
- 現場で作っていけ。
- ロケ地探して現場で撮ってみようっていう。
- いいロケ地といいキャスティングさえ出来れば、あとはそのコンセプトにのっとって何かやらせれば、何か形になるような気がするんですよ。
- 頭のよさそうな男の子1名って、何か坂上君いいかもしれないと思って。甘く見られそうな女の子1名って、これ自分がやればいいんじゃない。
- でも清野よりは、それこそ伊藤貴子のほうがいいかもしれないですね。
- 女の、子、ではない。(樋口)美雪ちゃんなんかでもいいかもしれない。
- 甘くは見られそうにないでしょ、おやじが甘くはなるでしょうけど。
■撮りたければ撮っていいよ
- じゃあ21番。
- はい、神尾。
- 撮れたらいいなと思う場所があります、こんな場所です。わかんないよ、これだけ。これ堀さんも場所知ってたんだけど、あるらしいんだよ。
- これはもうちょっと待って。
- だからもうちょっと待ってって本人言ってるじゃん。
- 今、評価のしようがないな。
- まあ、ロケハンは終わってるんだろ。
- それこそ何にも浮かばなかったらそこに行って、16ミリを3分間まわして帰ってくるだけでも俺は価値があると思う。
- 明確に撮りたいものがあるって言うんだったら。もうちょっと待っても出来なかったらだめとかね。
- 明確にこの場所が撮りたいってことは、もう出来てるってことだから。
- 神尾は神尾で考えてるっていうか、脚本も焦ってて先週もシナリオ講座覗いてたっていう。
- だから彼女も小林君あたりと組ませるのがいいんじゃないかと。
- みんなそんなに小林を過大評価しないように。
- たまたま言っただけ、ほかにもいるかもしれないけど。
- いないっす、いないっす。
- 化けそうなのはありますけどね。
- まさか川瀬(恵美子)じゃないでしょうね。
- 川瀬、川瀬。川瀬は化ける。川瀬は、多分ダイアローグ書かせたら坂上君に匹敵する。ダイアローグだけなら。ダイアローグだけだっていうのが自分でもわかってて、そこが壁になっているから、今1番面白い、楽しい。川瀬のが1番面白い。
- 次読もうよ。(武藤未来)
- ちょっとうきうきした大人たちをとりたい、ちょっとした旅に出るとか。ちょっとしたとかいうのはどうなんだよ。
- 出演者で真保(第3期OB)が出たら、全部持ってくじゃんなあ。真保の映画になっちゃうじゃんなあ。またこけるぞ。確かに真保がスキップしてる姿とか面白いだろうけどな。
- 真保君を出したら映画が出来あがってしまうので。
- 武藤さんてシナリオの最初の課題で、あれも確か昔のボーイフレンドのことのこと言ってて、ダブっているかもしれない。
- 最後のセリフがちょっと気になる。
■グループになってみたら
- 23番は、中野(敏寛)君。
- 字が間違ってるじゃん。
- 撮影の影、間違えるなよ。
- 彼にとっては、映画の映なんだよ。これも具体的に映画のスタッフの指名が。
- スタッフが固まっているんですね。
- この加藤陽子、青柳、道家、中野ってこの辺で固まってるんだな。
- そうですね、最近固まってますね、このグループ。
- 五十嵐(第4期塾長)さんて書いてあるよ、初老の役。
- 36歳はどこへいったの。
- それは木原君のシナリオの。
- ああーって、疲れましたね。
- これなんでさっき上にするかっていうと、何かキャンバス(1期の16ミリ映画)のイメージ感じるんだ。
- いや、おれはどっちかというとあれだな、長沢恵(1、2期生)だな。
- もうちょっと個性が見えると。
- とりあえず作ったものを見てみたいっていうのはあるんですけど。
- 24(山田耕平)。
- これ山田君も道家君と同様に遅れて出したんだわ
- 坂上と組みたいって言っているので、1回集めてみんなでまとまってみたら。
- 考えてることは面白いと思う。
- これをどうするんだろうっていうのはあるんで。
- とりあえず、何かがフッと起こり変わるのがとりたいですってのは、おれも撮りたいんだけどね。こんなん撮れるわけねえだろ。
- 言葉の中に映像に出来ない言葉が入っているので。映像じゃない言葉だけの表現が入っているので、その時点でそれは絵にならないというかわかってない。シナリオと一緒で、映ってないことは書けないですから。ただ熱意は感じるので、そういうことを坂上という別のアングルから読んだときに、「坂上、何」って言って、それでこうやって撮ればいいのかって気づいて。とにかく映写見たいっていうのはありますね。坂上そういうの言葉にするのうまいんで。言葉だけっていうところが坂上の問題で、ちょうどいいかなっていう。
- 次行こう、最後2つ。
■君しか撮れないものがある
- 木原大吾、これはいいんじゃないの。彼撮りたいんだろうから。
- これはもうやってもらいましょう。カメラマンとかスタッフですね。
- これどうやって撮れるかっていう。
- いざとなったらスタッフがやるしかないでしょうね。監督を木原君にして、後はスタッフのほうでカメラマンとか何からやると。
- 面白いんじゃないの、これ。
- 木原君と組みたいっていう人が。
- いるかもしれない。
- 木原君が監督でここの場所に行って、それこそ製作的なことを兼ねれば、すげー面白いもん撮れると思いますよ。交渉から何から自分がやって、そうしたら絶対うちらが行ったら撮れないものがいっぱい撮れると思うから。それをすごい淡々と撮れるカメラマンが必要ですけどね。
- こばさん(小林茂さん)に撮ってもらえば。
- それこそ村井(カメラマン)さんに撮ってもらうとか。
- これ字幕スーパーを入れたいって書いてあるんだけれども、どうなんだろう。
- ビデオで出来る、全然問題ない。
- これでいいんじゃない。彼がこれをやりたいんだからやらせてあげたい。
- 26番。道家(洋二)君。
- まあ、いつも例の1派いろいろと絡んでますんで。もしかするとそれぞれがスタッフを重複して、自分のやつと日にちを分けて撮り出すって言うかもしれないけど。それはそれでちゃんとチームを組んで。
- スタッフを固めて、自由に動かして。
- あと出てない人いっぱいいますよ。
- 出てない人はいるんだけれども、それは今日の資料を見ればわかるように。それは2回目、3回目に出すと思うんだよ、2回目、3回に出たときにまた判断すればいいと思うんだけど。
- 石川(武志)は意外だな、出してないの。
- 間に合わなかったんじゃないのかな。
- この前来てなかったから。
- 佐藤志歩もいなかったから。
- 石川君とか佐藤志歩さんとか、わりと出すだろうと思ってたから。あと田村(康子)さん。多分この人って出すと思うよ。
- 田村はドキュメントに行きそうな気がするんで。
- 多分今回出してない何人かは、結構面白いんじゃないかなあ。
- そんなところですか。はい、以上。終了。
スタッフはどう動くか
映画の作らせ方
- 終了ですけれども、最後作品批評やってこれを、これじゃなくてもいいんだけれど、受講生に撮れるようになるのかっていう。どういう風に我々が動けばいいのかと。
- とりあえずシナリオが必要なものは、シナシオを書きなさいと。青柳君のであったり、いろいろとありますわねえ。鈴木のもそうですね、コントですといいながら。シナリオ講座を受けていないので、いじめやすい。
- さっきのグループの話にもつながるんだけど、この企画書で例えば今の受講生が、それぞれまわし読みをしたとしても、多分わかんないと思うんだよね。だから今回スタッフがスポンサー役になると思うし、ほかの受講生たちがパートナーになるかもしれないけれども。
- そういうスポンサーなり、スタッフなり、パートナーなりを集められるような企画書、シナリオを書いてもらわないと困るなっていう。
- それを言ったほうがいいでしょうね。
- それはとにかく強く言わないと、こういうただ単につぶやいたり、メモしたり、言っただけみたいなものは、聞かんぞと。
■つぶやきを具体化せよ
- つぶやいたものが多すぎるんで具体的に。逆にそれこそ3期みたいに急がせる。プレッシャーかけてもいいから、具体的に書いてみなさいと。それが浮かばない、思いつかない人間だったら、小林君とか富永君みたいに、それでもいいんだということで。そういう風に出してもいいんだというように。
- そこが今回難しいところで、1人でも撮れるし、グループでもいいよって言ってあるから、
- その辺が俺迷ってる部分があって、こっちもどうすればいいかわかんない部分があってさ。
- 1人で撮れるといっても、この段階ではやはりO.Kというわけにはいかないわけだよね。
- 1人でも撮れるけど、塾生1人ではないわけじゃないですか。だから要は、まずスタッフの誰か1人の賛同を。ちゃんと企画を読んでもらって説得しろと、そこから。だから空いてる時間狙って、スタッフ誰でもいいから捕まえて説得しろと。
- このままだとねえ、全部撮らせてやりたいという気持ちはあるけど。このままだと半分くらいだね、きっと。これで撮れるっていうのは、おそらく。あと、賛同しないでほしい企画書が多い。
- あと1人1作品、スタッフについては。重複なしにしてほしいですよね。そうするとおのずと絞られていくはずなんですよ。
- スタッフというのはどこまでかっていうのが、まだ決めてないんで。まあ名簿で30何人載ってるんで、そのまま全員スタッフはスタッフなんだけれども、その辺ちょっとあるんだよね。
- それはスタッフに責任をとってもらわないといけないので、ある意味。撮影終了までは関わってもらうというか、ついててもらわないと。どんなに関わってもいいですから、いざとなったらカメラまわしてでもいいですから。監督はだめですけど。監督は受講生にやらせないといけないですけど。ただ、口をいくら出してもいいですから、責任はとってもらうと。そのスタッフを何人かこっちでもう限定して、この人たちがそうですっていう。受講生がスタッフを説得させられるか。
- 塾生、今28。じゃあ28人は一応用意したほうがいいかなって。
- 一応。
- 一応ね。で、拒否権あると、スタッフも。だから面白くないのは頑として面白くないって言って。おれは全然やらないよとか、おれは誰々のにのるよとか。逆にスタッフが、1人のところに何人行っててもそれは問題ない。だからスタッフには完全に拒否権があるんで。スタッフがその前に28人いるのかみたいな。
- 28ぎりぎりだよ。
- ぎりぎりなんだ。
■スタッフに力量があるか
- 名前が出てるのはね。そのスタッフが果たして力量あるのかっていうのは。だってスタッフ自体撮ったことない人間がいるわけだから。
- その28人の中でも、この人はビデオしかO.K出せないとか、この人はフィルムしかO.K出せないとかにすればいいんじゃない。
- これ10人くらいいればいいほうじゃない。
- てことは10本ですね。それでもあぶれてしまうとか、それでも1人でとかいうのは、五十嵐さんに面倒見てもらいましょう。下手すると絶対1人出てきたら、2人、3人出てくる可能性ありますから。
- 笹崎さん、2、3グループ面倒見るって言ってたから。
- だから、1日で撮り終わるようなやつであれば、それは3本、4本見れるわけよ。1週間に1本くらいだったら、日曜、日曜、日曜でいけば。
- ただ、この長尺のやつね。
- 長いやつは無理よ。例えば3期みたいに7、8人組んじゃうと。
- まあ、シナリオがいるようなやつは絶対タオさん、郡司さんのO.Kがいるとかね。まあ、シナリオがいるやつはほんと長尺になっちゃうわけだけどね。
- 次を3週間後提出してもらうわけだけども、それはシナリオ形式にしてもらおうと思ってるんですよねえ。シナリオ形式だから、シナリオになってないとだめだね。
- 受けてないやつはまず、形になってないだろうな。急に生徒増えるんだよね、シナリオワークショップ。書き方だけでもって来るやつは多い、駆け込み寺のように。
- その段階だけまとまって、坂上君と永田君組んじゃって。
- それはいいんじゃない、別にそうなったら。そうやってグループ分けになったら、この間に。
- 要するに、活字を通してわかりやすく伝えてあげようということで、今日のフリートーキングやったんです。
- ほんとあとは、プロデューサー。形としてはスタッフがプロデューサーになりますよね。だから、プロデューサーを自分で獲得することと、スタッフを最低何人か、自分に必要なだけ獲得できることっていうのは、最低条件ですよね。
- それで、1人で撮れるっていうことなら、プロデューサーを納得させるぐらいの力量が必要だってことになりますから。それさえあれば何とかなるのではないだろうか。ていうか、何とかならせちゃう、させちゃう。
- 最後にお許ししてほしいことは、このフリートーキングは匿名で次の瓦版に載せますので(一同驚く)、まあ、それはね。企画書や受講生に対して、僕たちはこう評価してますよ、てことをこの辺で伝えたかったのね。通信簿みたいなもんだけど、点数化はできないし、かといって口で話しても忘れるし。で、フリートーキングにしたんです。もう1つは僕たちも悩んでいるし、何でも知っているわけじゃないし、塾で撮れるものには限界があるってことで、こういう形で伝えたかったのね。
- まあ、あとは太田君がんばってテープ起こして下さい。じゃあ、今日はこの辺で。
お疲れさまでした。 (文責 太田 正毅)
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