にいがた映画塾コム 2000.5.18

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いきなりビデオ撮影体験
2000/05/14(sun) Chap.1
写真=講師の話を真剣な表情で聞く受講生
いよいよ待望の第5期が開講した。約半年間に及ぶ準備期間は、企画自体の立ち上がりの遅さ、受講生の申し込みの伸び悩みとスタッフの集まりの悪さなど、決して平坦なものではなかった。しかし、ふたを開けてみればこれまでと同様に30人前後の受講生、聴講生が集まり、スタッフを安堵させた。久しぶりに現れた映画塾OB、OGらも加わって、スタッフ側も熱気があふれんばかり。受講生に「スタッフの方が人数が多い」と言わせたほどだった。(山川)
午後1時
開講式、ガイダンス
矢部孝男(映画塾代表)五十嵐政人(同事務局長)
1時15分
映画の基本
主任講師・小林茂(映画監督・映画カメラマン)同・ナシモトタオ(映像作家)
2時―4時
ビデオ撮影体験
2人一組、各班にスタッフが付く
4時―6時
ビデオ講評
小林、ナシモト
次回カリキュラム説明
井上朗子(映画塾スタッフ)
受講生、スタッフ自己紹介
会場:新潟市万代市民会館
7時
懇親会(にいがた映画塾事務所)
初日はまず、主任講師の小林茂氏とナシモトタオ氏から、映画の基本やビデオ撮影での注意点などが説明された。小林氏は「映画は時間を反映する媒体である。だからこそ見る人の心に訴えかける」と熱く語った。またナシモト氏はカメラの基本について「人間の眼のように特定の被写体を意識したり、選択して見ることができず、映っているものはそのまま映像に残る。だからこそ撮ろうとする人は明確な意志を持たなければならない」と話した。
ほかにも、精密機器であるカメラは落とすな、撮影する際にはマナーや社会常識が必要など、基本だからこそ大事なことを念を押して説明した。語る講師のテンションもだんだんと上がってくるのがわかる。
午後2時からはいよいよビデオカメラを使った実践である。街に出て「映画的なもの」を撮ってくるという課題が出された。作品の長さは一人1分間。しかし、決められた約2時間の撮影時間で、一体どれだけのことができるのか、そもそも「映画的」とは何か。最初、受講生は頭の中でうまく整理できなかったようだ。
ともかくも受講生は2,3人のグループに分けられ、自前のDVカメラやスタッフ側が用意したHi8カメラを手に街に飛び出し、万代市民会館わきの公園などで撮影した。中には「何をやっているんですか?」と寄ってきて、そのまま飛び入り参加する通行人も。
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写真=受講生の作品を講評する小林氏(左)とナシモト氏
午後4時、ほぼ時間どおりに全員が戻り、各自が撮影してきた「作品」について、小林、ナシモト両氏によって講評が行われた。映っていた被写体は、受講生自身やスタッフ、公園などにいた子供たち。「短い撮影時間で、子どもたちに声をかけ、うまく表情を捉えている」と講師を感心させた。見慣れた街の様々な風景でも、アングルを工夫し、演出に凝っている者もいて、講師の反応も上々であった。
最後は受講生とスタッフによる自己紹介。初日である。まだまだ慣れていなくて借りてきたネコ状態が多いと見たが、楽しそうな面子が揃ったようだ。健闘を祈りたい。
懇親会では、映画塾事務所はじまって以来、足の踏み場もないくらいの人口密度を記録することになった。門出にふさわしい盛り上がりであった。
(1)今日わかったこと カッコ内は人数
講義について
ゼロから始める講義、丁寧なコメント、十人十色、同じ映像でもいろんな意味に取れる(2)、人の感じ方、イメージから映像化への難しさ(4)、撮る側と見る側の解釈の違い、見る側が想像を膨らませる、カメラ位置の大切さ、音の大切さ、ストーリーの大切さ、作品に性格が出る、見る事と撮る事の違い、言葉にできない事を映画で創っている、映画的時間の存在、空間の利用
実習について
カメラの使い方(7)、 むずかしいこと、カメラのブレ、撮るって楽しい(2)、創るって楽しい、簡単な8ミリ(?)の撮り方(2)、 甘くない
その他
1分は長い、映画は楽しい
5期映画塾
生徒よりスタッフが多い、良心的かつ楽しい学校、同じ目的を持った人が多い、若い人が多い、映画塾のこと